猫の無駄鳴きを減らしたい!そのための3つのしつけポイント

猫の無駄鳴きを減らしたい!そのための3つのしつけポイント

なぜ猫は鳴くのか

猫が鳴く理由は本当に様々ですが、その主な原因は、飼い主や他の猫とのコミュニケーションを図ろうとしているというところにあります。家族に会えて嬉しかったり、気を引きたかったり、えさを求めていたり、外出したかったり家の中に入りたかったり、健康上の問題を訴えていたり、発情期に伴侶を求めて鳴いたりするのです。機嫌が良かったり、必要な時に必要な声量で鳴くことはなにも問題にはなりませんし、むしろ愛情を示して鳴く分には飼い主としては喜ぶべき事でしょう。問題なのは、医療上の問題を抱えている時・気を引きたい時・不満がたまっている時に鳴くことの三点です。

医療上の問題を抱えている時

例えば、太りすぎている猫をやせさせたい時、空腹や不満から鳴くことがあります。こういったときには繊維質の多いダイエットフードに変えてあげましょう。そうすると空腹感が解消され、無駄鳴きを止めさせられるかもしれません。逆に、やせすぎている猫の体重を増やしたい時には、エサを常に目に見えるところに置いておいてあげることが必要です。痩せやすい猫がいつでも栄養補給出来るようにしてあげることで、空腹感を解消してあげることができます。太っている猫のダイエットとは逆に、繊維質の多いダイエットフードは与えないようにしましょう。栄養を十分に取ることが出来ず不満を感じてしまうからです。
また、去勢してあるかしてないかという点は無駄鳴きを考える点で非常に重要になってきます。猫を交配させる明確な目的がないのであれば、去勢は必ず行いましょう。人間の女性と同様に、メス猫も生理中つまり発情期には精神が張り詰めた状態になり、交配相手を求めてたくさん鳴きます。野生下にある猫であれば2~3週間で発情期は終わりますが、家猫の場合年中発情期になる可能性がありますから、メス猫であっても必要がなければ去勢は必ず行いましょう。また、オス猫の場合交配相手を求めて鳴くという行為はメス猫よりもエスカレートします。家猫でも外から聞こえてくる発情期のメス猫の声や匂いに触発されることはままあります。メス猫同様、交配させる意思がないのであれば、去勢はかならず行いましょう。
老化や怪我も無駄鳴きにつながります。身体の痛みを訴えて鳴くわけですから、しつけというよりは医療機関への受診をおすすめします。健康上の問題だけが無駄鳴きの原因であれば、適切な治療によりほとんど問題は解決します。

飼い主の気を引きたい時

猫が飼い主に構って欲しくて鳴く時は、一貫して「静かにしている時にしか構ってあげない」という姿勢をとりましょう。鳴けば構ってもらえる、と思っている猫は構ってもらいたい時には構ってもらえるまで鳴き続けます。そのようにして鳴く時は、一切の注意を猫に向けないことが大事です。飼い主の忍耐が試されますが、叱ることすら「構う」うちに入ってしまうので、一貫して「無視」しましょう。その代わりに、我慢していたり静かに待っていたりすることができたら、猫が喜ぶようにたくさん構ってあげるべきです。そこでまた鳴きだしたら、構うことをやめ、再び静かにするまで無視の体勢にはいりましょう。これを繰り返すことで構われたいという欲求から鳴くことを止めさせることができます。
また、食べ物をせがんで鳴いた時に食べ物をあげることは絶対にしてはいけません。鳴けばエサがもらえると学習してしまうと、時も場所も考えずに鳴き始めます。決まった時間にエサを与えること、またそれ以外の時間には決してエサを与えないことでしつけることができますが、これが難しい場合には、決まった時間にエサを与えてくれるエサやり機などを使用した方がいいでしょう。飼い主に向かって鳴くのを止め、時間になったらじっとエサやり機の前に座ってエサが出てくるのを待つようになりますよ。
さらに、外に出たがったり家の中に入りたがったりして鳴く時には、猫専用ドアの設置を検討しましょう。ただし、基本的に家猫は家の中に置いておくことをおすすめします。ひとたび家の外に出てしまえば二度と戻ってこない可能性もありますし、外に出られるという可能性をあらかじめ排除しておけば、外に出たいから鳴く、という可能性も排除できるからです。

ストレスが溜まっている時

もし猫が鳴く理由が明らかに寂しさからくるものだと分かっている場合がありますね。例えば、仕事の都合で長時間家を空けたり、帰省のため猫を長期間家の中に置いて出かけなければならなかったりすることはよくあることです。こうした時には、ペットシッターを雇ったり友人の家で預かってもらうことを検討してみてください。猫は縄張り意識の強い生き物ですが、同時に社会的な生き物でもあります。長時間ほったらかしにされたら寂しさから鳴くことも至極当然のことと考えましょう。
また、無視してはいけない「無駄鳴き」というものもあります。無駄鳴きを始めたな、と気付いたら、面倒だな、厄介だな、と思う前に、何か猫の環境に問題が無いかどうかよく観察してみましょう。もしかしたらトイレに問題があるのかもしれませんし、水皿が空になって喉がカラカラなのかもしれませんし、押し入れの中にはまって出てこられなくなってしまったのかもしれません。助けを求めて鳴いた時には必ず問題を解決して猫を安心させてあげましょう。

猫が鳴くことに対して過剰に怒りすぎるのはやめましょう。猫の構い方や、しつけのあり方など、人間の行動を変えることで改善されることがほとんどなのです。猫を恐怖に陥れ、体罰を与えたりすることはよくありません。人間ができることは人間の行動を変えることですから、猫が無駄鳴きをするなと感じたら自分の行動を見直してみることをおすすめします。

猫の無駄鳴きを減らしたい!そのための3つのしつけポイント