知能レベルが高い!?メインクーンの飼い方とは?食費や子猫の値段は?

世界で最も大きい猫である「メインクーン」は知能レベルが高く、温和な性格で飼いやすく人気の猫種です。ここでは、穏やかな巨人(ジェントルジャイアント)とも言われるメインクーンの値段や飼育費用、飼い方、特徴についてご紹介いたします。

メインクーンの性格や特徴とは?知能レベルが高い?

メインクーンは、人気の猫種ランキングにもランクインされ、日本でも多くの人に飼われ親しまれている人気の高い猫種です。

モフモフとしたゴージャスな毛と大きな体格の見た目が人気の理由の一つです。

子猫の時からメインクーンを飼った場合、成長して成猫になった時のメインクーンの大きさに驚く人も多くいます。

体の大きさが特徴的で、人気の理由でもありますが、体格が大きい分食事量や運動量が必要となります。そのため、メインクーンの飼育にあたって注意しなければならない事があります。

ここでは、メインクーンの特徴や性格、知能レベルの高さについて解説いたします。

メインクーンの名前の由来

メインクーンという名前の由来は、アライグマ(Raccoon)に似ていることであると言われています。アライグマとの交雑で誕生した猫種だとも言われるほど、非常にアライグマに似ている見た目をしています。

また、マリーアントワネットが飼っていたアンゴラ種の猫がアメリカ・メイン州に連れてこられ、その猫がメインクーンの始祖とも言われています。

他にも、クーンという名前の船長が中国からアメリカに連れてきたアンゴラ種やペルシャ種の猫が始祖とも言われるなど、明確な由来は未だ分かっていません。

メインクーンの特徴

猫種の中で最も大きいとされているメインクーンは、穏やかな巨人(ジェントルジャイアント)とも呼ばれています。アメリカの最古の猫種で、大きな体格と長毛種が特徴です。

大きな体格の見た目とは違い、穏やかな性格で知能レベルも高い猫種です。

1895年に開催されたキャットショーでも賞を受賞し、体の大きさが評価されギネスブックに登録されるメインクーンも多数おり、特徴的な体の大きさが人気の理由の一つです。

世界的に有名な全ての猫血統登録団体がメインクーンを猫種と認めており、MCBFA(メインクーン・ブリーダー・ファンシャーズ・アソシエイション)というメインクーン専門のクラブがあるほど人気の猫種となっています。

他の品種の猫は生後1年で成猫となりますが、メインクーンは成長がゆっくりのため成猫となるまでに2年かかると言われています。

成猫となりしっかり体が出来るのには生後4~5歳と言われています。

一般的な成猫の平均体重は約3.6~5.5kgと言われていますが、メインクーンの体重は、メスは約4~6kg、オスは約6~9kgと非常に大きいと言えます。

大きな体格とモフモフとした長い毛が特徴で、毛の色や柄は個体により様々です。

このように長い毛になった理由は寒冷地などの寒さに対応するためと考えられています。

毛の色はホワイトやブラック、シルバー、ブラウン、レッドなど様々なカラーで、縞模様(タビー)や三毛(キャリコ)など模様も様々です。

メインクーンの性格

メインクーンは知能レベルが高くしつけもしやすい温和な性格をしているため、小さなお子様がいるご家庭でも飼いやすい猫種と言えます。

性格はオスとメスでも違いがあり、オスのメインクーンの方が人懐っこく甘えん坊な性格で、子どものようにやんちゃな子が多いと言われています。

一方、メスのメインクーンは母性本能があるため、子猫を育てるために少し神経質で自立し、クールな性格の子が多いと言われています。

性別だけでなく遺伝や暮らす環境などにより個体差があります。子猫の時期の育つ環境でも大きく性格は変わりますが、他の品種の猫と比較して人懐っこくおとなしい性格が多いと言えます。

また、メインクーンは犬と変わらないほど知能レベルが高く、おもちゃを咥えて持ってきたり「お手」「おかわり」「待て」などの芸を覚える子もいます。

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2019年2月5日
実際のメインクーンが芸をする動画をご紹介いたします。

賢いメインクーンの動画

「お手」「おかわり」「おすわり」「待て」「よし」をする事ができるメインクーンの動画です。食事や部屋から出る時にそのような芸をするそうです。ダメな事はダメだと理解力があり、手がかからない賢い「らあちゃん」というメインクーンです。

上記の動画のような様々な芸をするメインクーンは珍しいですが、他の品種の猫と比較してメインクーンは非常に頭が賢いと言えます。

トイレのしつけなどもしやすいため、猫を初めて飼うという人にも飼いやすくどのご家庭にもおすすめの猫種です。人懐っこいだけでなく、猫同士や他の動物に対しても懐きやすいため多頭飼いにも向いているでしょう。

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2019年2月27日

メインクーンは知能レベルが高く飼いやすいですが、ドアの開け方や餌やおやつの保管場所も覚える事があり、学習能力も高いため危険なものは手の届かない所に置くなどの注意が必要です。

他の品種の猫と比較して知能レベルが高いメインクーンですが、個体差はあるので無理矢理芸を覚えさせたり、厳しいしつけはやめましょう。

おやつをあげる時のコミュニケーションとして芸を覚えさせるなど、メインクーンにとってストレスにならない程度にすると良いでしょう。

メインクーンを飼っている人やこれから飼う予定の人は、メインクーンの性格や特徴を理解して飼ってくださいね。

メインクーンにかかる年間・生涯の費用とは?食費や病院代は?

メインクーンに限らず猫を飼育する場合は、食費や生活必需品などの費用だけでなく、病院の費用がかかる事を理解して飼いましょう。

ここでは、メインクーンを飼育するのに必要な年間費用や生涯にかかる費用、食費や病院費用について解説いたします。

年間・生涯の費用

メインクーンは他の品種の猫と比較して体格が大きいため、食費がかかってしまいます。

長毛種のメインクーンは、毛球症というお腹の中に毛が溜まってしまう病気にかかりやすい猫種ですので、病気にかかってしまった場合は動物病院の費用が必要となります。

病気の有無や食事の量、与えるキャットフードの種類、寿命などにより年間・生涯にかかる費用は異なりますが、平均的なメインクーンの飼育費用をご紹介いたします。

病院費用(年間)

  • 年1回の健康診断:5,000円
  • 年1回の混合ワクチン接種費用:6,000円
  • ノミマダニ予防薬(任意):10,000円

上記の病院費用は、必要最低限の金額となります。ノミマダニの予防接種は必ずしなければならないものではありませんが、ペットの健康を考えてする事をおすすめします。

予防接種や健康診断の病院費用は年1回の場合、約2万円前後かかります。

かかりつけの動物病院の場合は、受診時に再診料500~1,000円前後かかり、初めて受診する病院の場合は、初診料1,000~2,000円前後の費用が必要となります。

動物病院は緊急時でもすぐに行きやすい場所で、かかりつけの病院を作る事をおすすめします。

受診した事のある病院の場合、ペットの年齢や病気の有無、過去の検査結果などのカルテがあり、緊急時でもすぐに対応してもらいやすくなります。

初めて受診する場合は、カルテが無いため対応が遅くなってしまったり、毎回初診料がかかってしまいます。

通いやすい場所で、安心してペットを任せられるかかりつけの動物病院をみつけましょう。

病気など特に何も問題が無く健康に過ごせた場合は、年間にかかる病院費用が約2万円前後ですが、病気や怪我をした場合は更に費用がかかります。

また、去勢・避妊手術を行う場合は手術費用や入院費用がかかります。

動物病院により費用は異なりますが、去勢手術費用は約12,000円~20,000円、避妊手術費用は約20,000円~30,000円かかります。

最近では、毎月の保険料が安いペット保険もありますので、ペット保険に加入しておくと、病気や怪我をした場合でも安心して動物病院を受診し、治療をする事ができます。

万が一に備えて、ペット保険の加入をご検討する事をおすすめします。

ペット保険加入の場合は毎月保険料がかかりますが、病気や怪我をして動物病院を受診した場合の治療費を抑える事ができます。

生活費(毎月)

  • 食費:5,000~8,000円
  • トイレ用品:500円~1,000円
  • 爪とぎ:1,000円
  • その他(消耗品):5,000円

必ず必要となる生活費用は上記のような金額となり、多めにみて毎月およそ15,000円前後かかります。年間でいうと約180,000円になります。

上記でご紹介している金額は、おやつの費用も含み、カナガンキャットフード等の高品質なプレミアムキャットフードを想定して計算をしていますが、与えるキャットフードやおやつの種類により食費を抑える事ができます。

最近では、市販のキャットフードでも質が高いキャットフードもあり、食費を抑える事ができますが、与えるキャットフードの種類や量で病気を予防する事ができますので、その子に合ったキャットフードを選んであげましょう。

また、まとめてキャットフードを購入したり、定期購入の割引を利用すると食費を抑える事ができます。

病気や怪我が無く健康に暮らす事ができ、最小限の病院費用で済んだ場合の年間にかかるメインクーン飼育費用は、病院費用と生活費の合計約200,000円となります。

ペット保険会社や動物愛護団体などの調査結果では、猫全体の平均寿命は約15年と発表されていますが、メインクーンの平均寿命は約11~14年と少し短めとなります。

メインクーンを子猫の時から飼い14年間生きた場合、生涯にかかる費用は約2,500,000~2,800,000円必要となります。

メインクーンに限らず、最近の猫の平均寿命は延びていると言われていますので、それ以上の費用がかかる場合もあります。

メインクーンは体格が大きいため、他の品種の猫と比較して食事量が多く、食費がかかる事を理解して飼いましょう。

メインクーンっていくらするの?子猫の値段は?

大きな体格をした見た目で一見恐そうに見えるメインクーンですが、性格は温厚で人懐っこく非常に知能レベルが高いため、そのギャップに魅了され「飼いたい」という人が多いです。

ここでは、メインクーンはどれくらいの値段なのかについて紹介いたします。

メインクーンの年齢や体格、毛や目の色、体格、血統などにより値段は大きく異なりますが、一般的に8~30万円前後で販売されています。

親猫がキャットショーで賞を受賞している場合や、珍しい毛や目の色など見た目により平均よりも高い値段で販売される場合があります。

病気がある場合や、ペットショップでまだ飼い主と出会う縁が無く売れ残ってしまったなどの理由で安く販売されている事もあります。

メインクーンに限らず、成猫よりも子猫の方が高い事が多く、子猫のメインクーンは約15~30万円で販売されています。

また、子猫が産まれたり、引っ越しや家族がアレルギーになるなど様々な事情で猫を飼えなくなった人やボランティア団体が里親の募集をしています。

その中にメインクーンがいる事もあり、里親になる場合は0円となりますので、里親としてメインクーンを飼うのも一つの選択肢です。

値段も大事な点ではありますが「高ければいい」という訳ではありません。悪質なブリーダーがいるのも事実なので、騙されないように気を付けましょう。

メインクーンを飼う前に、しっかり病気の有無やその子の特徴を理解して、最後まで命を預かる責任を持ち、生涯にかかる費用を覚悟した上で飼いましょう。

メインクーンの散歩をする方法やコツ、注意点とは?

犬を散歩している姿はよく見ると思いますが、猫を散歩している姿はあまり見ないと思います。

しかし、メインクーンは体が大きく運動量が必要となるため、散歩をする事があります。

猫を散歩させる事に賛否両論ありますが、中には「メインクーンは散歩で寿命が延びる」とも言われています。

メインクーンが散歩で寿命が延びる事についての調査結果では「散歩と寿命は関係無い」と言われていますが「散歩によりストレスが発散できる」事から寿命が延びることに繋がっていると考えられます。

しかし、散歩や外の環境がストレスになるメインクーンもいますので、散歩がストレスの発散になるとは一概には言えません。

室内の中でキャットタワーやおもちゃを使って十分に運動ができる場合は、無理に外で散歩をする必要はありません。また、多頭飼いの場合はじゃれ合ったりすることで、運動不足を解消する事ができます。

基本的には、猫に散歩は必要ではありませんが、中には散歩が好きなメインクーンもいます。その場合は散歩をする事でストレス発散ができる事もあります。

もし、散歩をする場合は、注意しなければならない事を理解して散歩をしましょう。

メインクーンの散歩「方法・コツ」

初めて散歩をする場合は、メインクーンを抱っこしたり、キャリーケースやペット用のカートなどに入れて安心させ、外の環境に慣れさせましょう。

外の音や風景に慣れてきたら、近所で短時間から始めましょう。外の環境や散歩に慣れたら徐々に時間を長くしていく事がコツです。

メインクーンの散歩「注意点」

メインクーンに限らず、猫を散歩に連れて行く前に健康状態や機嫌を確認しましょう。猫の機嫌が悪い時や、病気や怪我をしている場合は散歩はやめましょう。

特に問題が無く散歩ができる状態で散歩をする場合、猫が逃げないようにリードを着用しましょう。

犬などの他の動物に襲われたり、車にはねられるなど外には様々な危険がありますので、逃げないようにリードをつけておくと安心です。

しかし、猫は動きに制限を掛けられたり、拘束される事を嫌がる動物なので、リード自体にストレスを感じてしまう事もありますので、リードの着用にも慣れさせる必要があります。

散歩をするコースの周辺に危険なものが無く安全な場所でも、知らない人を敵だと思い、猫が人に噛みついたり引っ掻いてしまう恐れもあります。

メインクーンを散歩に連れて行く場合は、猫自身の安全と周りの人や動物の安全にも注意が必要です。

また、猫は水に濡れる事を苦手とするため、天気を確認して雨が降らない時に散歩をしましょう。

メインクーンは大きな体格をしているので、リードを付けていても勢いよく走り、引っ張られると手を離してしまう事もあるため、手を離さないように気を付けましょう。

散歩をする場所は、なるべく自宅の近所で車などの交通量が少なく、静かで安全な場所を選びましょう。

散歩から帰ってきたら、散歩後のケアも必要となります。

怪我をしていないか、虫に刺されていないかなどをチェックしましょう。散歩後は手足を拭いたり、ブラッシングやシャンプーをする事をおすすめします。

外でついた汚れやノミ・ダニの駆除ができます。シャンプーやブラッシングだけではノミ・ダニの予防は出来ないので、散歩をする場合はノミ・ダニの予防薬は必須となります。

散歩後に元気が無いなどいつもと違う様子が無いかどうかチェックし、異変があれば動物病院へ受診し、散歩した場所などを伝えるようにしましょう。

散歩の際に誤食をする事もありますので、目を離さないように注意が必要です。

散歩の際に逃げてしまった場合のために、見つけやすい首輪などのアイテムを着用する事もおすすめします。

外に出て散歩をする事は様々なリスクもありますが、大きな体格のメインクーンは十分な運動が必要となるので、猫にとって散歩がストレスの発散になるようであれば、注意点に気を付ければ散歩も一つの選択肢です。

しかし、散歩を嫌がるようであれば、無理矢理慣れさせる必要はありません。その子にとって散歩がストレス発散になるようであれば、十分に気を付けて散歩を行いましょう。

メインクーンを飼う前の注意点

メインクーンの特徴や飼育費用、注意点について解説いたしましたが、とても大きい体格をしているため、他の品種の猫と比較して食費や運動量が必要となります。

費用がかかる事や運動スペースなどメインクーンが快適に暮らせる環境を整える事ができるかどうかを確認し、メインクーンの特徴を理解して飼いましょう。


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