動物看護師って、どんな仕事をしているの?

動物看護師って、どんな仕事をしているの?

動物看護師は、動物病院にとって、とても重要な仕事をしています。
動物看護師をしていると話すと、よく、「動物病院の受付の人?」と言われるのですが、受付だけではありません。
動物看護師の仕事は、受付ももちろん大切な仕事なのですが、他にも毎日たくさんの仕事をしています。

 

 

◎動物看護師は、例えばどんなことをしているの?

 

 

①入院、ペットホテルの子のお世話
病院に泊まっている、犬やねこちゃんのお世話をします。汚れた部屋をきれいにしたり、散歩に連れていったり、ご飯をあげたりします。
薬を何時に飲んだ、ご飯はどれくらい食べたかなども記録しています。
犬やねこちゃんの、わずかな変化にも気づいてあげなければいけません。
他のおうちの動物とも、接触しないように気をつけます。お預かりしている大切な犬、ねこちゃんです。もし、ケンカをして怪我をさせてしまっては大変です。

 

②受付や、電話応対
動物看護師は、動物病院の顔になります。
受付をして、犬やねこちゃんが、どんな症状で、どこの具合が悪いのかを飼い主さんから聞きだします。
それを、正確に獣医師に伝え、その症状にあった器具などを準備し、診察の準備を行います。
動物病院にかかってきた電話も動物看護師が応対します。
犬やねこちゃんご飯の注文を受けたり、手術やトリミングなどの予約を受けたりもします。

 

③血液の検査や、レントゲンの検査
採血をしたあとの血液で、検査をする機械にセットして、検査を行ったり、犬やねこちゃんを抑えて、レントゲン写真を撮影したりします。
おしっこや、うんちの検査をするのも動物看護師の仕事です。
エコーの検査のときは、獣医師が検査しやすいように、動物看護師が保定します。

 

④診察の補助
診察中の、犬やねこちゃんの保定を行います。
保定は、自分自身も、処置をする獣医師にも怪我をさせないように、犬やねこちゃんを、台から落としたり怪我をさせないように、なおかつ、獣医師が処置をしやすいように上手くおさえます。
保定は何度も経験を重ねて、かなりの技術が必要です。処置の種類によって、犬やねこちゃんの性格によっても、おさえ方が異なります。
犬やねこちゃんを暴れされてもいけませんし、心臓が悪い子などには、暴れると発作を起こしてしまうので、細心の注意が必要になります。

 

⑤薬を作ったり、説明をする
獣医師が処方した薬を作ります。
1日に何回、どれくらいの量をあげるのかを把握して、錠剤を割ったり、粉薬を混ぜたりします。
犬やねこちゃんの命に関わるものなので、絶対に間違えてはいけません。
飲み方を飼い主さんに説明するのも、動物看護師の役目です。

 

⑥手術の準備や器具の滅菌
手術の器具などを滅菌したり、手術がすぐ出来るように、手術室に器具や麻酔の機械、心電図などを、配置して、動物看護師が準備をします。

 

⑦在庫の管理
病院内にある薬や器具、注射器などの在庫も把握して、足りなくなってきたら注文します。
緊急のときに、必要な薬などが無かったということが、あってはいけません。

 

⑧動物病院内の掃除、消毒
動物病院内の掃除も、重要な仕事です。
犬やねこちゃんの抜け毛がたくさん落ちたり、おしっこやうんちで汚れてしまった時も、急いで片付けて消毒をします。
病院内の掃除は、1日に1回だけではなく、何度も行います。

 

⑨ワクチンのダイレクトメールの作成
犬やねこちゃんのワクチンのお知らせのハガキを準備します。去年ワクチンを接種した日から、約一年経った頃に、飼い主さんのお家にハガキが届くように、作成し、郵送します。
飼い主さんは、去年いつワクチンを接種したのかを忘れてしまうことがあるので、知らせてあげます。

 

⑩動物病院内の備品の補充
薬や注射器、ガーゼや綿花などの動物病院内の備品は、毎日どんどん無くなっていきます。
少なくなってきたら、在庫から出してきて、診察室や手術室などに補充していきます。
他にも、トリミングをしている動物病院であれば、トリミングをしたり、会計をしたりします。
飼い主さんに、体重減量のアドバイスをしたり、しつけの相談を受けることもあります。

 

動物看護師は、飼い主さんともたくさん話しますので接客力と必要ですし、獣医師や他のスタッフとのコミュニケーション能力も大切です。

 

動物看護師という職業は、毎日犬やねこちゃんと触れ合えて、楽しい仕事だと思われることが多いですが、動物が好きだけで続けられる仕事ではありません。

動物看護師って、どんな仕事をしているの?