スコティッシュフォールドとマンチカンのミックス、スコマンチとは?

スコティッシュフォールドとマンチカンのミックス、スコマンチとは?

丸い顔で折れ耳の見た目が特徴であるスコティッシュフォールドと短足な犬のダックスフントのような見た目が特徴のマンチカンのミックスは「スコマンチ」と呼ばれています。スコティッシュフォールドとマンチカンの違いや、スコマンチについてご説明致します。

スコティッシュフォールドとマンチカンの特徴の違いは?

折れ耳が特徴で見た目が可愛く愛され、ペットとして多くの人に飼われている猫種の中でも人気のスコティッシュフォールドは、人懐っこく賢い性格が多いため初めて猫を飼う人にもおすすめで鳴き声が小さい事も人気の理由です。

マンチカンは手足が短く小さい見た目から「オズの魔法使い」に登場する名前にちなんで「マンチカン」という名前になったと言われています。

マンチカンも人懐っこく好奇心旺盛な甘えん坊な性格が多く、ペットとして飼われている人が多く人気の品種です。

マンチカンは短足や垂れ耳がいて、スコティッシュフォールドと非常に似ている見た目をしています。反対に、スコティッシュフォールドにも、短足や垂れ耳がいてマンチカンと見た目が似ています。

どちらも可愛く人気の品種ですが、とても見た目が似ていることから違いが分かりにくいこともあります。

そこで、マンチカンの特徴とスコティッシュフォールドの特徴や違いについてご説明致します。

スコティッシュフォールドの特徴

スコティッシュフォールドは「お顔」がとても特徴的です。「耳」に一番特徴があり、垂れ耳といえばスコティッシュフォールドというくらい、垂れ耳というのがスコティッシュフォールドの最大の特徴と言えます。

しかし、スコティッシュフォールドは必ずしも垂れ耳だとは限らないのです。

実は、スコティッシュフォールドには立ち耳の子もいます。生まれてくる全体のスコティッシュフォールドの中で、垂れ耳のスコティッシュフォールドが生まれる確率は意外にも少なく約30%と言われています。

残りは立ち耳のスコティッシュフォールドが生まれるため、垂れ耳のスコティッシュフォールドはとても希少とされ、ペットショップなどでは高値で販売される事が多くあります。

また、垂れ耳は3種類あり、少しだけ耳の先が折れているスコティッシュフォールドは「シングルフォールド」と言われています。

シングルフォールドよりも、もう少ししっかりとした耳の先が頭についた垂れ耳のスコティッシュフォールドは「ダブルフォールド」と言われています。

ダブルフォールドよりも更にきつく折れていて耳の形が分からない程度の垂れ耳のスコティッシュフォールドは「トリプルフォールド」と言われています。

このようにスコティッシュフォールドの特徴である耳には立ち耳と3種類の垂れ耳の子がいて、それぞれ可愛い見た目で人気があります。

しかし、折れ耳のスコティッシュフォールドはとても可愛いらしい見た目ですが、垂れ耳が生まれる原因はハッキリとは解明されておらず、原因は「遺伝疾患」と言われています。

遺伝疾患による突然変異とも言われており、成長途中で軟骨が変形してしまう病気だと言われています。

生涯的に今後、耳以外の軟骨が変形してしまう恐れがありスコティッシュフォールドの健康について懸念している考えや、至って健康的で問題無いという様々な見方があるのが実情です。

特に、スコティッシュフォールド同士の交配は耳以外にも体の他の箇所に軟骨変形が発症しやすいと考えられいるため、スコティッシュフォールド同士の交配は禁止とされています。

そういった遺伝疾患のリスクを減らすために立ち耳の品種の猫との交配を推薦されているため、より垂れ耳のスコティッシュフォールドは希少となります。

また、折れ耳が最大の特徴のスコティッシュフォールドでも立ち耳のスコティッシュフォールドが多く、折れ耳の品種の猫は他にもいるため、違いが分かりにくい事もありますが、スコティッシュフォールドには他にも特徴があります。

スコティッシュフォールドは「顔」がとても丸く「目」も丸々としているのも特徴です。非常に柔らかく触ると癒されるような毛質も特徴的で、短毛種と長毛種と2種類います。

長毛種のスコティッシュフォールドは希少価でペットショップなどでも高値で販売され、人気があります。短毛種も長毛種もどちらも毛質が柔らかく、毛色も様々な種類がいます。

単色の毛色や、部分的に違う色が混ざっている毛色、縞模様などの柄が入っている毛色、綺麗な真っ白の毛色など様々です。

見た目には上記のような特徴がありますが、仕草にも特徴があり「スコ座り」というのが特徴であり、その仕草が可愛く人気の理由の一つでもあります。

「スコ座り」とは腰を抜かしたような座り方をするスコティッシュフォールドの座り方で、耳の軟骨以外にも腰や関節などの骨の形成が不全のために体が柔らかくないとできないようなスコ座りができるのだと言われています。

スコティッシュフォールドの性格の特徴としては、マイペースでおとなしい子が多く、おっちょこちょいな可愛らしい一面や、甘えん坊な性格が特徴です。

とにかく飼い主さんにべったりな甘えん坊な性格が多いので、愛着も沸きやすく人気の理由でもあります。

マンチカンの特徴

マンチカンといえば他の品種の猫と比較して足が短いのが特徴的です。犬のダックスフントのような短足で胴長で小柄な見た目が可愛く猫種の中でも人気の品種です。

しかし、スコティッシュフォールドと同様にすべてのマンチカンが短足という訳ではないのです。

短足が特徴のマンチカンなのに、意外にも生まれる全体のマンチカンの中でも短足のマンチカンは約20~30%と言われています。

そのため、短足のマンチカンはペットショップなどでも高値で販売され希少です。

マンチカンは他の品種の猫と比較して歴史がとても浅く、特徴である短足は「遺伝疾患による突然変異」とも言われています。

しかし、短足のマンチカンが生まれる原因はハッキリとは解明されていません。

至って健康的で問題が無いという結果や、歴史も浅く原因など解明がされていないからこそ、今後他の箇所に遺伝疾患が発症する危険性や、免疫が低く病気になりやすいなど健康上への懸念をするなど様々な考え方があります。

そのため、マンチカンを品種として認めているのは国際的な猫血統登録団体「TICA」のみとなり、他の猫血統書登録団体のCFA(アメリカ)、GCCF(イギリス)、FIFe(フランス)はマンチカンを猫の品種として公認していません。

また、垂れ耳の品種の猫との交配により遺伝疾患などの病気のリスクを減らすため、雄一の公認団体のTICAもスコティッシュフォールドなどの垂れ耳や、純血種の猫とマンチカンとの交配は禁止されています。

そのため、垂れ耳であるスコティッシュフォールドとマンチカンとの交配で生まれた垂れ耳のマンチカンは遺伝疾患のリスクが非常に高くなるため、公認団体には認められず、血統書が発行されないため、より区別がつきにくい事もあります。

短足のマンチカンが全体の20~30%と言われていますが、残りは足長であったり、短足と足長の中間の長さの足のマンチカンがいます。

短足が特徴のマンチカンなのに、足長のマンチカンの場合は特に区別がつきにくくなります。

マンチカンは、足の長さ以外にも特徴があり、スコティッシュフォールドは丸いお顔が特徴でしたが、それと比較してマンチカンは体に対してお顔がやや大きいのが特徴です。

マンチカンの性格は、人懐っこく穏やかな性格が特徴的で、小柄な見た目の割に意外にも活発な好奇心旺盛な性格です。慣れていない人や音には敏感で警戒心が強い部分もありますが、大人しい性格で多頭飼いや初めて猫を飼う人にも人気の品種です。

どちらも垂れ耳や短足の見た目がいて、毛質や毛色も似ています。見た目で区別がつきにくいですが、顔にも特徴がありますので顔を見て判断することもできます。

しかし、それぞれその子によって個体差があるため、血統書を確認するか、血統書がない場合はブリーダーに確認をすることが確実です。

飼っているスコティッシュフォールドが短足かも?どうして?

スコティッシュフォールドは垂れ耳が特徴的で可愛く人気ですが、折れ耳は上記でご説明しましたように「遺伝疾患」と言われています。

原因は解明されていませんが、垂れ耳は軟骨が成長途中で変形をしてしまう「骨軟骨異常形成症」という病気が考えられています。

飼っているスコティッシュフォールドや、これから飼う予定であるスコティッシュフォールドの足が短い場合は、特徴である垂れ耳が関係していることが考えられます。

軟骨が変形してしまう病気は耳だけでなく他の体の箇所にも発症をすると言われています。

そのため、耳以外に足や関節など四肢にも発症が考えられ、足に発症し短足のスコティッシュフォールドが存在すると考えられています。

垂れ耳や短足の見た目はとても可愛いですが、垂れ耳や短足にも病気や怪我になりやすいというデメリットもあります。

足が短いが故に体を支えるのに足や関節に負担が掛かってしまって怪我をしてしまう恐れもありますので、怪我をしにくいような生活環境を整えてあげましょう。

床がフローリングの場合は注意が必要で、できればカーペットを敷き足腰や関節に負担が掛からないように対策をしてあげましょう。

垂れ耳の場合は、耳の衛生状態に注意が必要で、垂れ耳で通気性が悪く、耳掃除がしにくい事もありますので、定期的に正しい耳掃除をしてあげましょう。

垂れ耳同士の猫の交配によるスコティッシュフォールドは、特に四肢疾患で短足や垂れ耳が生まれまる確率があがります。

スコティッシュフォールドを飼っている方や、今後スコティッシュフォールドを飼う予定の方は、親猫がどういった品種の猫で、どういった病気にかかりやすく、できる病気の予防がないかを理解し、責任をもって最後まで大切に育てるようにしましょう。

四肢疾患で生まれつき短足のスコティッシュフォールドの場合は、子猫のうちからしっかりたんぱく質のキャットフードを与えることがおすすめです。

高たんぱく質を摂取することにより短足の怪我の予防ができます。

それでも完全に予防できるわけではないので、高さのあるものからジャンプをする時の衝撃を抑えるようなカーペットを敷いたり、目を離す時はなるべくケージの中に入れたり極度に高さのあるものを置かないなど工夫をしましょう。

垂れ耳や短足のスコティッシュフォールドはとても可愛いですが、危険性や理由をしっかりと理解して可愛がってくださいね。

なにか心配なことがあれば、動物を病院へ受診し、専門の獣医師に相談をしましょう。

遺伝疾患で耳や足、関節など他の箇所に発症する恐れもありますので、スコティッシュフォールドを飼っている方や飼う予定の方は、定期的に健康診断を受け、病気には特に気を付けてあげるようにしましょう。

スコティッシュフォールドとマンチカンの両方の特徴をあわせ持つ「スコマンチ」の正体とは?

垂れ耳が特徴であるスコティッシュフォールドと、短足が特徴であるマンチカンとの交配で生まれたミックスを「スコマンチ」といいます。

「スコマンチ」はスコティッシュフォールドの垂れ耳や丸い目や顔の特徴と、短足が特徴で小柄なマンチカンの両方の可愛さを持っています。

しかし、スコティッシュフォールドもマンチカンも垂れ耳や短足といった「遺伝疾患による突然変異」など心配な部分がある品種です。

その2匹の交配により生まれた「スコマンチ」について不安や、そもそも「スコマンチって?」と疑問のある方に、スコマンチについてご説明いたします。

マンチカンは全体の約20~30%程が短足で、残りは一般的な猫の足の長さと同じであったり短足と足長の中間の長さのマンチカンがいてとても不安定な品種です。

スコティッシュフォールドも同様に、立ち耳のスコティッシュフォールドもいて、垂れ耳のスコティッシュフォールドは全体の約30%で、垂れ耳の中でも垂れ方が3種類あり不安定な品種です。

どちらも原因は解明されておらず「遺伝疾患による突然変異」が考えられているため、病気にかかりやすいなど健康上に心配があると言われています。

スコティッシュフォールドもマンチカンもどちらも、健康で長生きをした猫がいるのも事実なので、必ずしも病弱だという訳ではありませんが、遺伝の問題から他の品種の猫と比較してリスクは高いため、飼育する場合は特に注意や予防が必要とされます。

そんなスコティッシュフォールドとマンチカンとのミックスである「スコマンチ」も同じように考えられます。

マンチカンもスコティッシュフォールドも垂れ耳や短足がいて、見た目が非常に似ているため、スコマンチの特徴も区別がつきにくいと言えます。

マンチカンの見た目とスコティッシュフォールドの見た目は非常に似ており、見た目だけでは判断しにくいため、血統書を確認することが確実です。

しかし、スコマンチも品種として認定しているのは、TICA、CFAのみになります。

スコティッシュフォールドもマンチカンもどちらも見た目が可愛く人気で、その両方の可愛さを持ったスコマンチはとても希少でペットショップなどで販売される場合は高値で販売されています。

スコティッシュフォールドとマンチカンと同様にスコマンチも遺伝疾患など病気になりやすい品種になりますので、スコマンチを飼っている方や、今後飼う予定の方は十分の理解をして大切に飼ってくださいね。

スコティッシュフォールドとマンチカンの交配は問題ないの?

上記でマンチカンの特徴やとスコティッシュフォールドの特徴についてご説明いたしましたが、どちらも特徴である垂れ耳や短足は「遺伝疾患による突然変異」と考えられています。

耳が垂れることや、短い足が生まれるということは「骨軟骨形成症」という病気が考えられており、生涯体の他の箇所に奇形や、神経系、免疫疾患などの病気を懸念し、猫の品種として公認している団体もTICAのみとされています。

遺伝疾患のリスクを減らすために、スコティッシュフォールドとマンチカンは交配にもルールが決められおり、それだけ健康上に不安がある品種と言えます。

垂れ耳や短足同士の交配は遺伝疾患の可能性が高くなるため禁止とされており、猫の血統書も発行されません。

そのため、垂れ耳と短足のスコティッシュフォールドとマンチカンとの交配も同様に遺伝疾患のリスクが高くあります。

しかし、垂れ耳や短足の見た目が可愛く、スコティッシュフォールドとマンチカンは人気でペットとして飼う人も多くいるため、その両方の良さをもつスコマンチが人気となりペットショップなどでも高値で販売されています。

遺伝疾患や突然変異による奇形で垂れ耳た短足だと繁殖を良く思わない考えや、見た目がとても可愛く現時点では健康で元気だから問題ないという様々な見方があります。

しかし、他の品種の猫と比較して短足や垂れ耳によりかかりやすい病気があるのも事実です。

スコティッシュフォールドとマンチカンの特徴や、スコマンチの特徴と公認されていない事実、様々な病気のリスクを理解して、予防をできることはしっかり予防をしてあげて、最後まで大切に可愛がってくださいね。

スコティッシュフォールドとマンチカンのミックス、スコマンチとは?