猫を飼うにはオスとメスどちらがいいの?違いや特徴を解説

猫を飼うにはオスとメスどちらがいいの?違いや特徴を解説

猫を飼い始めよう!と決め、ペットショップと性別をどちらを選ぶか迷いますよね。その違いが飼いやすさにも影響するのでしょうか?
これから、オスとメスの違いを解説していきます。

猫はオスとメスどちらがいいの?

生まれたばかりの猫は、獣医さんのようによほど慣れた人でないとオスとメスの違いが判別できません。体の大きさはさほど変わらず、唯一オスとメスを判断する性器も、見た目だけではほとんど区別がないように見えるからなのです。
保護した子猫がオスだと思って名付けたら実はメスだったとか、その逆というのもよくある話です。それでも、生後40日を過ぎる頃になると、オスは体の中に隠れていた睾丸が体の外に出てくるので、一目見ればすぐにわかるようになります。
また、その頃から体の大きさにも違いが出てきて、オスの方が一回りほど大きくなります。赤ちゃん猫の頃から、オスの方が食べる量も多いという理由だけではなく、遺伝子レベルでの性差ということでしょうか。
生まれた時はほとんど同じだったのに、成長とともにその違いがでるオスとメス。
その違いが飼いやすさにも影響するのでしょうか?
これから、オスとメスの違いを解説していきます。

身体的な違い

多くの哺乳類は、オスの骨格の方がしっかりしていて、体格はメスより大きくなるようにできています。稀に、クジラの中にはメスの方が大きいというケースもありますが、地上の哺乳類では見かけませんね。良い遺伝子を残したい、子孫を残したいという生物の性なのでしょう。自分の遺伝子を残すために、一匹のメスをめぐって複数のオス同士が争うので次第に大きくなったと言われています。
平均的な体重差は猫の種類によっても変わりますが、一般的なイエネコと呼ばれる雑種なら、メスで3~4キロ、オスでは5~7キロくらいでしょうか。体の大きい方が、その体を維持するために多くのエネルギーを必要とするので、当然食べる量も多くなります。また、食べる量に比例して排泄の量も増えます。ウンチもオスの方が大きく量もあります。時々床に落ちているヒゲだって、オスの方が少し太く長くできています。そのひげが生えているウィスカーパッドと呼ばれる場所も、ぷっくらと膨らんでいるのがオス。また、体の大きさに比例して手足も大きく、爪も太くて固いです。

性格的な違い

オスは感情表現がストレート。飼い主に頭をゴンゴンぶつけ「かまってちょうだい」と直接的にアピールしてくるのはオス。おもちゃなどを出そうものなら、すごい勢いで飛んでくる、遊び好きでやんちゃなところが多いのもオス。多頭飼いなら、他の猫を押しのけてまで「自分が遊びたい」を通してしまう強引さもみられます。動きは活発ですが、時には飼い主の腕枕で寝たがるくらいの寂しがりやで甘えん坊。飼い主にストレートにべったり甘えてくるのはオスです。
それに対して、メスはどことなくクール。ストレートには甘えてきません。ツンデレと呼ばれる猫らしい猫はメスの方でしょうか。遠くから冷静に飼い主の行動をみているようなところがあります。飼い主に「かまってちょうだい」とアピールするのも遠まわし。本当は甘えたいくせに、わざと距離を置いて飼い主の方からアクションを起こすのを待っているようなところがあります。また、知らない人が来るとソファの下に隠れたりする用心深さを持ち合わせているのもメス。メスは独りで子育てをしなければならないので、もともと警戒心が強くできているようです。もし、三毛猫やサビ猫を飼いたいと思うなら、基本的にはメスしかいないので選択の余地はないです。

性差からくる病気の違い

膀胱炎や尿道炎、尿結石などの下部尿路疾患は、オスメス問わず猫にはよくある病気ですが、尿道が長いオスの方が重症化しやすいようです。また、オスは去勢手術をしていないと精巣腫瘍ができることがあります。たいていは悪性です。
猫は哺乳類なのでオスメスともに乳首がありますが、メスは乳腺腺腫にかかりやすく、シニアを過ぎると注意が必要です。また、メスは避妊手術をしていないと子宮蓄膿症にかかることがあります。
不妊手術の費用は、どこの病院でもオスの去勢手術よりもメスの避妊手術方が高いですが、繁殖の予定がなければ、人間の為だけでなく猫のためにも不妊手術をした方がいいですね。

飼うならオスとメスどちらがいい?

かつて、メスは子どもを産んで数が増えるから、飼うならオスの方がいいと言われた時代がありました。今は不妊手術をしている猫も増えたので、どちらがいいと一概には言えません。不妊手術で性別による性格の差も縮まったという話さえあります。明らかなのは、体の大きさの違いくらいでしょうか。それぞれの猫の性格も、持って生まれた先天的な要因と、そのあとの暮らしで身に付いた後天的な要因とがあり、それが猫の個体差ということになるようです。甘えん坊だったり、ツンデレだったり、確かにオスとメスで多少の違いは見られますが、性格的にどちらがいいというのはなく、ご自分の性格にあった猫が一番飼いやすい猫ということが言えるでしょう。
ただ、なぜかメス猫の方が少しだけ長生きするというデータがあります。また、長寿ネコと呼ばれるくらい、とても長く生きている猫はメスが多いようです。
あなたは、オスとメス、飼うならどちらがいいと思いましたか?きっと、オスでもメスでも、飼ってみればどちらも可愛さには違いはないと感じることでしょう。

猫を飼うにはオスとメスどちらがいいの?違いや特徴を解説