スコティッシュフォールドの抜け毛対策とは?

スコティッシュフォールドの抜け毛対策とは?

スコティッシュフォールドは、イギリスが原産の丸い目にまるまるとしたお顔、内側に折れた耳を特徴に持つ中型の猫です。ここでは、嫌がらずにお手入れをさせてくれる方法や、困った抜け毛対策のおすすめポイントなどをご紹介します。

スコティッシュフォールドは抜け毛が多いの?

スコティッシュフォールドは、アンダーコートと呼ばれる密度が濃く保温の役割のある毛と、オーバーコートと呼ばれる水をはじいたり、直射日光などから皮膚を守るための毛の2種類の毛があるダブルコートを持つ猫です。

ダブルコートの猫は、体温調節をするのに被毛の量を調節するため換毛期には大量に毛が抜けます。よって、スコティッシュフォールドも抜け毛の多い種類の猫といえるでしょう。

スコティッシュフォールドはとても柔らかい毛質をしていて、全体的に毛量が多いため抜け毛も多くお手入れを怠ると、ソファーやベッド、家具や床などにも毛が多く抜け落ち部屋中に毛が舞ってしまいます。

もちろん掃除も大変ですが、猫がよく行う自分の体を綺麗にするために体を舐める行為「グルーミング」の際に毛を大量に飲み込んでしまい、毛球症になってしまう危険性もあります。

また、定期的なブラッシングをしないと抜け毛が絡まり、プロのトリマーさんでも取れないほどの困った毛玉になり、大切な愛猫が皮膚病や毛が引っかかることで痛い思いをしてしまうことにもなりかねません。

毛玉があまりにひどいと、全身をバリカンで短く刈り込むしかない…なんてこともあるのです。

長毛と短毛など毛の種類によって抜け毛に違いはある?

スコティッシュフォールドには、一般的によく見る短毛種と長毛種の2種類のタイプの猫がいます。

短毛種のスコティッシュフォールドは、毛は短いですが毛の密度が非常に多く、ずんぐりむっくりした体型の通りとてもモコモコとした手触りをしています。

長毛種のスコティッシュフォールドは希少です。
やはり短毛種と同じくダブルコートで毛量が多く、毛が長いので毎日のブラッシングは欠かすことは出来ません。

長毛種はブラッシングの頻度や毛玉のできやすさなど、毎日のお手入れに時間がかかり短毛種にくらべると、とても大変でしょう。

抜け毛の多さでは、長毛種のほうが毛が長いので抜け毛の量が多くたくさん抜けているように感じるかもしれませんが、長毛種も短毛種も抜けた毛の本数はさほど変わらないでしょう。

スコティッシュフォールドの抜け毛が多い時期はいつ?

基本的に猫の毛は一年中毎日抜けているのですが、1年のうちの春と秋には換毛期(かんもうき)と呼ばれる時期があります。

暑くなる前の3月頃に毛が生え変わり、少し固めの毛質で密度を少なくして暑さを逃しやすくします。
冬の保温のため、たくさん蓄えたアンダーコートが一気に抜けるので、春の抜け毛はとても多くなります。

そして寒くなる前の11月頃、次は保温効果を高めるため夏に生えた毛が抜けフワフワで密度の濃い毛質に変わるために毛がよく抜けます。

そのため換毛期には、毛の入れ変わりのために想像以上にたくさんの毛が抜けてしまうのです。

ただし、近年では室内飼いの猫も多くエアコンなどで温度管理がされているので時期がずれたり、換毛期といわれる時期がづれたり、換毛期自体がない場合もあります。

スコティッシュフォールドの抜け毛対策を解説!

猫の毛は抜けるものなので、勝手に抜けてしまう前に不要な抜け毛を猫用のブラシでブラッシングし取り除いてあげるのが一番の抜け毛対策となります。

最近では、抜け毛を効率的にとってあげることのできる工夫のされた専用のブラシなども販売されています。

他にも、本来は汚れを落とし毛並みを美しくするために行いますが、換毛期はシャンプーをしてあげることで抜けかけの毛を一気にとることもでき毛の汚れも綺麗になり猫ちゃんも飼い主さんもスッキリ良い気分になるでしょう。

そして、フローリングの上の毛や部屋に舞っている毛には、空気清浄機を設置することが手軽で良いでしょう。

猫の毛は柔らかくソファーやカーペットについた毛は掃除機では吸い取れないことが多いので、コロコロやペットショップなどでも売っている専用の抜け毛お掃除用の商品を使うとストレスなくお掃除ができます。

スコティッシュフォールドと一緒に生活する以上、抜け毛の問題はきりはなすことはできません。

綿、スウェット生地やニット生地は毛がつきやすいので、サテン生地やデニム、皮製品など出来るだけ毛の付きにくい素材の服やマルチカバーなどで抜け毛の対策をしましょう。

また、ペットショップなどで販売されているペット用品専用の洗濯洗剤や柔軟剤には抜け毛を付きにくくする効果もありますので、試してみても良いでしょう。

スコティッシュフォールドのブラッシングの方法、頻度、慣れさせるコツとは?

抜け毛対策と大切なスキンシップにもなるブラッシングですが、ペットショップにはたくさんの種類のブラシが販売されています。

短毛種であれば週に3回ほど1日置きにラバータイプのブラシや猫用のスリッカーブラシ、獣毛ブラシなどで軽くブラッシングするのがよいでしょう。

長毛種の場合は、できれば朝晩の2回、毎日ブラッシングする必要があります。獣毛ブラシやスリッカーブラシ、抜け毛を抜く専用のブラシなどで念入りにブラッシングしてあげるのがよいでしょう。

たくさんの種類があるので迷ってしまいますが、ブラシは使ってみて愛猫が嫌がらずに気持ちよさそうにしてくれているブラシを主に使うことが大切です。

もしも、毛が絡まっていた場合は柔らかい状態であれば、手で毛をほぐすようにしてほぐれたらブラシで少しづつ絡まりをといていきます。

固い毛玉になってしまっている部分がある場合は、毛元をもって皮膚を引っ張らないよう絶対に無理には解かさずブラッシングをしてあげましょう。

もしも、ブラッシングで毛玉が取れそうになければ毛玉に向かい縦にハサミを何ヶ所か入れ手でほぐし、その後ブラシでといてあげると比較的簡単に不自然にならず毛玉をとることができます。

特に長毛種の場合ブラッシングを怠るとすぐに毛玉になってしまい、猫ちゃんも飼い主さんも痛い辛いと、とても大変な思いをすることになってしまいます。

ブラッシングは、怖がらせないように最初はほんの少しの短い時間でササッと行い猫が嫌がることがないよう気をつけます。

決して無理強いしないで、優しく声をかけながら心穏やかに丁寧に楽しんでやりましょう。
そして、徐々にブラッシングの時間を長くしていきます。

慣れてくれば、ブラッシングしている間もとてもリラックスして甘えてくれるようにもなります。

ブラッシングをすることで、血行もよくなり毛もツヤツヤと輝き、お互いにリラックスできる至福の時間で愛猫との絆もより深まることでしょう。

ブラッシングを嫌がる場合はどうする?それ以外の方法とは?

ブラッシングを嫌がるからといって、しないというのは大きな間違いです。

ブラッシングをしないでいると、毛玉ができ皮膚病や毛繕いの際に大量に毛を飲み込んでしまい、胃の中にたまった毛を吐くことも便と一緒に出すことも出来なくなり、お腹を切る大手術をしなければいけないなど大切な我が子に辛い思いをさせることにもなります。

ブラッシングを嫌がる場合には、猫が落ち着いて眠っている間などに気持ちが良いその子がリラックスできる部分を、まずはいつものように愛情いっぱいに手で撫でてあげましょう。

そうして気をそらしながら、徐々にその手をブラシに持ち替え優しく撫でるようにとかしてあげます。
猫が違和感に気づいたら、また手で撫でる…というように何度も繰り返しが必要となります。

このときは、毛をとかすというよりブラッシングに慣れてもらうことを優先にしましょう。
決して、急がず焦らず怖がらせてしまうことのないように心に余裕を持って接してあげます。

そうすることで猫は安心し、本格的なブラッシングができる頃には飼い主様との信頼関係も良好にとてもリラックスできる最高の時間になることでしょう。

嫌がって逃げてしまった時は、追いかけず決して無理強いしないようにします。
ブラッシングは気持ちが良いことと教えてあげましょう。

どうしても無理という子には、自分の手を湿らせ毛の流れにそって撫でてあげるだけでも多少の毛は抜けます。
内側にゴムの付いた軍手やゴム手袋なんかも良いです。

ブラッシングは、とても大切なスキンシップです。
是非、愛猫の皮膚の状態、健康状態なども一緒にチェックしてあげましょう。

スコティッシュフォールドの抜け毛対策とは?