スコティッシュフォールドの耳掃除の方法とは?

スコティッシュフォールドの耳掃除の方法とは?

スコティッシュフォールドは、折れ耳が特徴で愛らしい顔立ちと非常に温厚な性格で大人気の猫種です。しかし、その特徴の一つでもある折れた耳は通気性が悪いとも言えます。そこで今回は耳掃除が必要なのか、また耳掃除をする際の注意点や方法などを紹介していきます。

スコティッシュフォールドは病気になりやすい?耳の異変から考えられる病気とは?

スコティッシュフォールドと言えば、折れ耳が特徴でその折れ耳こそがかわいらしくて人気が高いのですが、皮肉なことに折れ耳なのは「骨瘤」という猫特有の遺伝病が原因なのです。

この「骨瘤」という遺伝病は、成長と共に骨がどんどん変形していく病気なので耳も生まれた直後から折れているわけではなく、生後20日以降になってくると耳が折れはじめていくのです。

この「骨瘤」という遺伝子異常は非常に優勢なためほとんど、親から子へ高確率で遺伝されていくのでスコティッシュフォールドは、ほとんどが折れ耳なのです。

スコティッシュフォールドの骨瘤とは?関節が変形する?

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2018年12月4日

もともとが遺伝病の状態なので、基本的にスコティッシュフォールドは他の猫種に比べ病気にはめっぽう弱いと言わざるを得ません。

当然、折れ耳であることが理由で耳の病気にも非常にかかりやすいと言われています。他の立ち耳の猫に比べ、通気性が悪いために耳の中はじめじめして菌が繁殖しやすい状態にあるからです。

スコティッシュフォールドが、特にかかりやすい耳の病気は先天性の難聴と外耳炎が挙げられます。

まず、前者の先天性難聴ですがこれはもともと「骨瘤」という遺伝病が関係しており、骨の形成異常のために耳道に奇形が発生していた場合難聴が起こりやすくなるのです。

後者の外耳炎は、折れた耳が原因の一つに挙げられます。

やはり折れ耳は通気性が悪くなるので、どうしても雑菌が繁殖しやすい環境です。その他の理由も様々で、寄生虫や、耳垢や被毛などが溜まる事によっての炎症やアレルギーなどが原因で外耳炎を引き起こすのです。

スコティッシュフォールドの病気とその確率、医療費などを徹底解説!

2019年2月6日

そもそも耳垢の正体とは?スコティッシュフォールドに耳掃除は必要?

猫の耳垢とは、基本的には皮脂や外からの埃やごみなどが集まってできるもので病気ではない耳垢の場合は無色で臭いもなく目で見て判断するのが難しいほどです。

しかし、耳垢の色が茶色だったり黒色だったり悪臭が伴う場合は要注意です。

特にスコティッシュフォールドの場合は折れ耳で通気性が悪いために耳ダニが繁殖していたり、マセラチアというカビが繁殖して外耳炎を引き起こしている可能性があります。

垂れ耳スコティッシュフォールドの問題とは?

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2018年12月24日

こういった外耳炎にかかっていた場合は普段の猫の様子を見ていたら飼い主さんもわかる行動が出てきます。例えば、頭を振ったりやたらと耳をかゆがって後ろ足で耳を掻くことが多くなったり壁に耳をこすりつけたりします。

こうなってしまったら、家での耳掃除では完治することはなく病院での治療が必要になりますので、耳の状態を確認して色付きの悪臭が伴う耳垢が大量にあったら病院へ連れていくことをおすすめします。

特にスコティッシュフォールドは折れ耳で、ダニやカビが繁殖しやすい環境にあるために立ち耳の猫よりははるかに耳の病気になりやすく、日頃から耳掃除の習慣をつけることが大切です。

目安としては3日に1度程度が望ましいですが、最低でも1週間に1度は耳掃除が必要不可欠と言えます。

スコティッシュフォールドの耳掃除の方法とは?

スコティッシュフォールドの耳掃除の方法ですが、人間と同じ様に耳かきや綿棒を使えばいいというわけではありませんので注意が必要です。

猫の耳の中は人間の耳よりも複雑で、いろんな所にでっぱりなどがあったりしてとてもデリケートなので無理やり綿棒や耳かきで奥まで入れると猫の耳を傷つけてしまうことにもなります。

ましてや、カビやダニが繁殖して外耳炎などの炎症を起こしていた場合に耳の中を傷つけてしまうと更に炎症が悪化してしまう恐れもあるのです。

こういった時はイヤークリーナーやオリーブオイルをコットンなどに含ませて優しくマッサージするように外側からゆっくりと拭いてあげるといいです。

少し耳の中にある汚れを取る場合には、そのコットンを指に巻き付けて内側の汚れを優しく拭いてあげるといいですが、中に入れすぎないよう注意してください。

あまり中に入れすぎると、耳垢がどんどん奥に入ってしまって余計に取りにくくなる場合もあります。

その他の耳掃除の方法としては、イヤークリーナーをダイレクトに耳に流し込んだ後に耳の根元を優しく揉んで猫が頭を振ったら中の耳垢が外に出てきますのでそれをふき取るだけという事もできます。

あまりお勧めはしませんが猫の飼育に慣れている人であれば綿棒に動物の耳掃除用のウェットシートを巻き付けて耳の中を掃除するという方法もあります。

綿棒を直接耳の中に入れるわけではなくシートを巻き付けることで耳を傷つけるリスクは減らせますが力の加減が必要です。

ただ、猫の飼育初心者であればそこまでする必要はありません。

猫が嫌がらない程度に優しく目に見える所だけをふき取るだけで十分です。特にスコティッシュフォールドを飼っている人は他の立ち耳の猫よりも頻繁に耳のチェックを怠らないようにすることの方が重要なのです。

耳掃除を嫌がる理由とは?その時の対処法を解説!

猫が耳掃除を嫌がる理由は色々ありますが、一番の理由は耳掃除に対して恐怖心を植え付けさせてしまうことにあります。

例えば、強く擦りすぎたり耳の中を傷つけてしまったりするとそこには確実に痛みを伴うわけですから、猫は耳掃除は痛くて不快なものだと認識してしまいます。

こういう嫌な記憶はずっと残り、忘れることはないので耳掃除をさせてくれなくなってしまいます。

特に折れ耳の猫は定期的な耳掃除は欠かせませんので、こうなってしまっては嫌がるのに無理に耳掃除をしてストレスを与える結果にもなりかねません。

耳掃除は痛いものだという認識から、気持ちの良いものだと覚えさせる必要があります。

スキンシップや遊びの中で耳掃除を取り入れよう!

対処方法としては、スキンシップの一環として耳の付け根などを優しく触ってあげてリラックスしてもらいます。顔周りや身体も合わせてゆっくり優しく触ってマッサージをしていくとより効果的です。

耳掃除が嫌なものだと思ってしまっている猫に対してはスキンシップしたあとにもう大丈夫だと思って耳掃除をすぐに始めてはいけません。

まずは、このマッサージやスキンシップを繰り返すだけというのを数日行ってください。

顔周りや耳の付け根から耳の先端まで触っても、嫌がらなくなってきたらやっと耳掃除の開始です。

汚れているからといっていきなり綿棒にウェットシートを巻き付けて耳の中に入れるというようなことはせず、段階を踏むことが大切で最初は優しく見える所だけを拭く程度で耳掃除を終えます。

耳掃除を終えたら、ちょっとしたおやつなどをあげるのも効果的です。こうすることで、猫は耳掃除は嫌な事から嬉しい事と言う風に認識を変えていってくれるのです。

猫は元々水を嫌う

次に耳掃除を嫌がる理由として挙げられるのは、本能的な部分から元々嫌がってしまっていることがあります。

猫の本能では、基本的に水を嫌い自分の身体が水に濡れることを最も嫌がります。子猫のうちから、お風呂などに入れていて水に濡れることに慣れている猫は比較的、耳掃除も大丈夫なケースがあります。

また、最初の耳掃除がイヤークリーナーなどの液体を直接耳に流し込む方法を取ってしまった場合なども耳掃除を不快に感じてしまう場合があります。

こういった、水を嫌う本能から耳掃除を嫌がるようになった場合の対処方法は、とにかく少しずつ慣れさせるしかありません。

最初は、クリーナーやオイルを含ませないで乾いた布を耳に当てることから初めて徐々に段階を踏んで本格的な耳掃除までもっていきます。

ちょっと飼い主さんにとっては根気のいる作業ですが、折れ耳の猫は特に耳の病気になりやすいのでスキンシップも交えて楽しみながらやると苦にもなりませんので継続して取り組んでみてください。

耳掃除の注意点をまとめました!

猫の耳掃除において、何よりも一番注意しなければならないのは直接綿棒や耳かきを使ってはいけないという事です。

目に見える耳垢だけでもこんなにあるのだから、中はもっと汚れているだろうからしっかり耳垢を取らないといけないと思ってる飼い主さんは、少なくありません。皆、自分の愛猫ですから思いはわかります。

しかし、猫の耳はとてもデリケートでありちょっと力を入れただけで簡単に傷がついてしまうほどだという事を覚えておいてほしいのです。

そして何よりも痛い思いをした猫にとっては、繰り返し行われる耳掃除がストレス以外のなにものでもなくなってしまうという事を考えるべきです。

耳掃除が大好きな猫に!

特に折れ耳の猫は、立ち耳の猫よりも頻繁に耳掃除をすることが大事になりますので、猫にとっても耳掃除が気持ちの良い時間にしてあげることがとても大切です。

そのためには、日頃から耳を触ったり甘えてきたときなどを利用してちょっとシートで拭いてみたりという風に日常生活の中にちょっとずつ耳掃除を取り入れていくことも有効です。

猫にとってストレスは大敵なので、耳掃除をストレスフリーでむしろ好んでやらせてもらえるようになることが理想です。少しずつ慣らしていけば、最初嫌がっていてもいずれはきっと気持ちよさがわかるはずです。

次に大事な注意点は、耳のチェックをした時に赤く炎症がひどいようであればきっと、ちょっと触っただけでも痛いかもしれませんので、自分で耳掃除をするのではなくすぐに動物病院に連れて行ってあげてください。

動物病院を身近な存在にしておこう

汚れが、いつもよりひどくなった時も同様に病院へ行くことをおすすめします。ある程度自宅で耳掃除のケアはできますが、耳ダニやカビだった場合は自宅で耳掃除をしていてもけして治ることはありません。

こういった見極めも大事になってきますので、特にスコティッシュフォールドなどの折れ耳の猫を飼っている方は、3日に1度は耳のチェックをして状態を把握しておくことがとても大事です。

また、動物病院では獣医さんから自宅での耳掃除の方法を教えてくれたりアドバイスもいろいろ聞けることもありますので、ひどくなったら病院へ連れて行くというよりは健康診断のような感覚で気楽に行くのも1つの手です。

飼い主さんなら誰でも、自分の愛猫には健康でいてほしいと願っていると思います。今回取り上げたスコティッシュフォールドのような折れ耳の猫は、立ち耳の猫よりも病気のリスクが高いので特に注意してみてあげてください。

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2019年1月25日

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