メインクーンの下痢の原因が餌やキャットフードって本当?

メインクーンの下痢の原因が餌やキャットフードって本当?

メインクーンのをはじめ、猫が下痢をしてしまうことは意外と多いです。では、具体的にどのような理由で下痢になるのか、またそれは重篤な症状なのかを調べてみました。下痢をした際の目安として知っておくと便利ですよ。

キャットフードでのアレルギー

メインクーンなどの猫が下痢を起こしてしまう症状として、まず挙げられるのがキャットフードに使われる原材料によるアレルギー症状や、消化不良です。

猫は元々は肉食なので、穀物を食べても上手に消化することができません。未消化のまま排便したり、嘔吐することもありますし、軟便や便秘などの症状も現れることがあります。また、穀物を多く使用しているキャットフードなどは、猫によってはトウモロコシなどの穀物で下痢などのアレルギー症状を起こしてしまう場合もあります。

なるべく穀物が使用されていないキャットフードを与えてあげれば、アレルギー症状が出るリスクも下がるので下痢などの予防になるでしょう。

子猫の消化器官が未発達

子猫の場合は、成猫に比べて消化器官が未発達なために、食べたものを上手に排せつできずに、便秘や下痢などの症状を起こすことがあります。

子猫の排せつ後トイレをチェックして、排便したもので食事量などを調節したり、便秘気味なら水分を摂るようにしてあげたり、運動をよくさせてみてください。4日以上便秘が続くようなら動物病院で検査してもらいましょう。

細菌やウイルス性の病気や、思わぬ疾患が潜んでいる可能性もありますし、治療も早期なら簡単に済む場合もあります。

メインクーンの子猫は特にたくさん食べるので、キャットフードも一度にたくさん食べてしまうこともありますが、一度に与える餌の量を加減してあげることで健康的に排便できるようにしてあげましょう。

毛球症などの体毛による下痢

体毛が長いメインクーンの成猫は毛球症などの病気になりやすく、ストレスなどの原因でも毛球症を発症することもあります。普通は毛づくろいで飲み込んだ体毛は、便と一緒に排出されるか、嘔吐することにより体外へ排出されます。

ですが、毛球症になってしまうと嘔吐や下痢、食欲低下などの症状が出たり、飲み込んだ体毛が排出されずに留まってしまうと、腸閉塞などの重篤な病気になる可能性もあります。

毛球症の治療は症状が悪化している場合は、動物病院での開腹手術もあり得ますので、そうならないためにも予防が大切です。普段からブラッシングなどをしてあげて、たくさんの体毛を飲み込まないように気を付けましょう。

また最近では、メインクーンなどの長毛種の成猫の飲み込んだ体毛は、便通を促進させスムーズに排出させる、ヘアボールケアができる餌が販売されております。毛球症の予防にもなるのでおすすめではありますが、場合によっては悪い結果となってしまう可能性もあるので、注意が必要です。

ヘアボールケア機能がある餌は、その多くに猫が消化でいない食物繊維を多く含み体内の毛を絡め取って便通を促し排便させるというものです。

実は食物繊維を摂取することは無理やり便通を促し毛を体の中から出すことになるので、成猫の小腸や大腸を傷つけてしまうこともあります。過度にヘアボールケアのキャットフードを与えて食物繊維を摂取する場合は注意した方がよさそうです。

小腸や寄生虫の感染が疑われる場合の下痢

水分の多い下痢の場合は、「やわらかめの軟便」や「泥のようで形が無くドロドロしている軟便」「水のような水様便」などいくつかのタイプに分かれます。ですが、基本的には便のゆるさが強いものが、深刻な症状であると考えてください。

このような便の時は、小腸や十二指腸の腫瘍などの疾患や腸内に寄生虫に感染している可能性が高いです。水しか出てこない場合は非常に危険なので、すぐに動物病院で検査をしてもらいましょう。寄生虫ではなく、小腸の病気だった時は、一時的に便の量が増えるという特徴があります。

寄生虫に感染してしまったら

寄生虫に感染してしまうと、大抵の場合は嘔吐や発熱、酷い下痢の症状があらわれます。猫が感染しやすい主な寄生虫は、猫回虫、猫鉤虫(ねここうちゅう)、コクシジウムで、どの寄生虫に感染しても、お腹が異常ふくれたり、息がとても甘くなったり、誤食するようになったり、急に痩せてしまうといった症状がでます。

このような症状が現れましたら、すぐに動物病院で感染しているかどうか検査をしてもらいましょう。虫下しをしてもらえばすぐに寄生虫は駆除できますので治療は比較的簡単です。辛い症状の猫ちゃんのためにも早めに動物病院で診察してもらいましょう。

大腸などの疾患の危険がある下痢

血便の下痢が出ていた場合は、大腸や肛門の付近で出血している可能性が高く、さらにそこへ白、または透明の粘膜が混じっていたら、大腸性の疾患の可能性が考えられます。

血液がそのまま出てきたり、下痢全体が血液で染まっている血便は緊急性が高いので、すぐに動物病院で検査してもらってください。出血性腸炎という病気だった場合は、血便の症状や、体重が減ったりします。こちらも、すぐに検査してもらってくださいね。

大腸性下痢症という病気では便に粘膜が付着したまま排せつされることが多く、細菌によるものや腸内バランスが崩れると大腸にダメージが出てしまい粘膜が付着した便などが出ることがあります。

ストレスによる下痢の症状

突然の下痢をしてしまう場合は、大抵は引っ越しをしたり、新しく別の猫を飼い始めたりなど、生活環境が変わってしまい、それによるストレスが原因ということが考えられます。

こういったストレスが理由での下痢は、一時的なもので、すぐに回復する場合が多いのですが、病気の可能性も無いとはいえません。下痢の他に、嘔吐や衰弱などの症状が併発していたり、変わった様子がみられるならば、動物病院に連れていつてあげてください。

その他の下痢の症状

トイレ以外の場所で下痢をしてしまうこともあります。大抵そういった場合はトイレまで間に合わなかったものだと考えて良いでしょう。

下痢が長引き一向に治る気配が無い場合は細菌やウイルスが原因の下痢である可能性もありますので、動物病院で検査してもらいましょう。ウイルスは死亡してしまうくらい恐ろしいものもあるので、放置せずに診察を受けさせてあげてください。

あまりにいつものウンチと匂いが違う場合も注意してください。猫のウンチの匂いは比較的きついですが、病気の場合はそれよりもさらに匂うことがあるので、違いに気づけるように普段から気にするようにすると良いでしょう。

下痢の改善に整腸剤

整腸剤のビオフェルミンを猫に与えると下痢に効果があるとされています。下痢の原因によっては効果がみられない場合もありますが、人間用のものでも猫のお腹に作用してくれます。

整腸剤のビオフェルミンは錠剤と細粒タイプがあり、錠剤タイプを与える場合は半分に割って、その半分が一回分として飲ませてください。細粒タイプでしたら缶詰やウエットタイプの餌に混ぜて食べさせてあげましょう。

錠剤を呑みこむのが苦手な猫ちゃんは、細粒タイプなら気づかずに食べてくれるので、こちらを利用すると良いですよ。

整腸効果が期待できるもので、他にはヨーグルトがあります。たくさん食べさせるのは問題ですがスプーン1、2杯程度を与えてください。食べさせるヨーグルトは糖類が入っていると、糖尿病などになる恐れがあるので、無糖タイプのものの方が望ましいです。

糖類が入っていないプレーンタイプのヨーグルトに、はちみつを混ぜて食べるとおいしいですよね。この砂糖ではない糖類のはちみつも猫にとって良い効果があるので少量でしたら問題ないです。ただ、まれに中毒を起こすことがあるので注意も必要です。

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