マンチカンはアメリカを原産とする、短い手足が魅力的な猫です。日本でも人気の高いマンチカンは太りやすいのか?病気・健康面での注意すべき事やダイエット方法等を紹介していきます。
マンチカンの運動能力はどれくらい?キャットタワーは必要?
マンチカンは見かけによらず活発な猫なのでジャンプや高い所に登るのは得意です。ただし、やはり短い脚のため他の猫のように一気にジャンプして高い所に飛び乗るのは苦手とされています。
キャットタワーの有無については、やはり運動にもなるのであった方が良いと思います。ただし、通常よりも低めのタイプを使用する事をお勧めします。
キャットタワーにリスクはある?
マンチカンは、椎間板ヘルニアになりやすいのと太りやすい猫とも言われています。そして、短足な為高い所にジャンプする際に後脚に重心をかけるのでそれが原因で痛めてしまう事もあるのでそれに注意が必要になります。
マンチカン向けのキャットタワーの選び方とは?
通常よりも低めのキャットタワーがお勧めです。高すぎる物はジャンプをしようとした時に失敗した際に怪我の原因になってしまう事もあります。
階段がついているタイプで取り外しが出来るのも良いです。若い時は階段無しで、老猫になった時に階段をつけるなどしてあげると昇り降りが楽に出来て脚に負担をかけなくて良いのでそういったタイプのキャットタワーを選ぶのもお勧めです。
マンチカン用のキャットタワーは自作できる?
自作のキャットタワーを作りたい場合は2つ方法があります。1つ目はダンボールを活用する方法です。
作り方としては猫が乗っても潰れないくらいの強度のあるダンボールを数箱用意します。
ダンボールを何箱か用意したら段差になるように重ねていくのが1番簡単でお手軽です(1箱作ったら隣に2箱重ねガムテープで固定する)ダンボールでの作成の場合は体重もあまりない子猫の時期が良いです。
爪とぎの事も考慮し登る面に滑り止めマットを付けてあげるのも良いです。そうする事でもし飛び乗った際の滑り防止にもなります。
用意するもの
- ダンボール4~6箱(3階の場合)
- ガムテープ
- 滑り止めマット
- 爪とぎポール
- ベッド
- ハウス
- 台座、ステップ台
2つ目の方法としては、既製品をキャットタワーにする方法です。
壁に取り付ける壁掛けボックスや棚をダンボールの時のように段差にして取り付ければ簡易的なキャットタワーになります。ただ、この場合は部屋に充分な広さやスペースがあるのがお勧めです。
マンチカンならあまり高くない方が良いので低めの位置につけてあげた方が良いです。
金額的にも高さがいらない為1万円前後で購入できると思います。
マンチカンの若い猫、老猫の違いが知りたい
マンチカンは成長期の時は栄養摂取が大事なので、良質な子猫のフードを7~8回にわけてあげるのがベストです。
成猫になった時は与える回数を減らし1回に与える量を増やしてください。
食欲旺盛なマンチカンのため老猫になると太りやすくなるので低カロリーフードに変えると良いです。
老猫のマンチカンがなりやすい病気は椎間板ヘルニアや慢性腎不全、猫伝染性腹膜炎と言われています。それぞれの予防としてはヘルニアや腎不全は肥満にさせない事、腹膜炎は若い猫や老猫など免疫力が弱い猫やストレスを抱えた猫がなりやすいと言われています。
マンチカンの平均寿命は?
猫の平均寿命は室内飼いの猫の場合は10年~16年と言われています。外飼の場合はこれより短い事がありますが、これは怪我や事故、病気なども影響します。
それに対し、マンチカンは10~13年とやや短めと言われています。勿論これよりも長生きした子も居ますので日頃から様子を見てあげるのが大事です。
マンチカンを長生きさせるために出来る事は?
ここでは、マンチカンを長生きさせるために出来る事を紹介していきます。
肥満にさせない
太りやすい猫の為、成長期以降の老猫には低カロリーフードにしてあげ、おやつなどもあげ過ぎないのが1番です。
完全室内飼い
マンチカンを外飼いする飼い主様は滅多に居ないと思いますが、完全室内飼いにする事により車の事故や他の猫との喧嘩での怪我は防げます。それだけでも格段に寿命は伸びます。
避妊・去勢をする
室内飼いをする飼い主さんの中には外に出さないからする必要ないと思っていたり可哀想と思っている方も居るとは思います。
しかし猫にとって避妊、去勢をする事により発情期のストレスを緩和し、それぞれの特有の病気のリスクも減らせます。そして万が一脱走させてしまった時は望まない妊娠を防げます。
動物病院での定期的な健康診断をする
子猫の時はワクチン接種が非常に大事になります。3種か5種混合を打つことによりかなりの病気の予防が出来ます。子猫の時に2~3回した後は1年置きにワクチン接種をしてあげるのが効果的です。
そして、定期的に病院に受診する事により病気だった際には早期発見に繋がり治療できそれ以上の進行や悪化を防げます。
老猫になれば更に注意をしてあげてください。若い頃は年1回、老猫は半年に1回が良いと言われています。
ただし、少しでもいつもと様子など違うとこがあればすぐに病院に連れていき診て貰う事も大事です。
マンチカンにおすすめのキャットタワー3選!
マンチカンは通常の猫のような高さのあるタイプより登る際に脚に負担のかからない低めのタイプを選ぶようにすると良いでしょう。
ネコ耳コンパクトキャットタワー
高さ89cmで1番上には猫耳台座がついているので猫が安心して座ったり寝たりできます。柱の部分は麻縄で爪とぎもでき、遊べるようにボンボンが2箇所についています。そして、1番下には隠れられるように秘密基地もついています。
工具不要で付属の六角レンチで組み立ても出来るので女性だけでも安心です。
Mauタワーエスカリエ
階段式になっており、一つひとつの段差が30cm未満とジャンプの苦手な猫や老猫に優しい設計です。
そして、台自体も広めの作りになっているので落ちる心配が減ります。3段目には中が見えるハウスがついているので様子が見れて飼い主さんも安心です。
柱は爪とぎも出来ます。全体の高さが131cmと平均女性より低めなのでもし降りられなくなっていてもすぐに助けてあげられます。
こちらの商品は受注生産の為時間がかかることはありますが部品交換が出来るため1部古くなったからと買い換えずに、その部分だけ取り替えられるのがメリットです。
変更可能部品
キャットタワーグランデ170
こちら段差が30cm以下と低めなので昇り降りしやすい作りになっています。老猫以外にも太めの猫や子猫、障害のある猫にもお勧めです。
中心部には隠れられるスペースもあり柱は紐巻きと布巻きがあり爪とぎも出来ます。台などの角も丸みがあるので怪我防止にもなっています。
こちらは通常サイズとワイドサイズと選べるのと、高さが変更出来ます。通常170cmですが1つ段差を外す事で142cmになります。
マンチカンにおもちゃは与えるべき?選び方とは?
肥満になりやすいマンチカンですのでおもちゃはあげた方が良いですが、マンチカンは運動神経も良く活発で運動量も多い猫なので一緒に遊べるようなものや動きのあるものを選ぶのがお勧めします。
マンチカンにおすすめのおもちゃ3選
iCat FLYING CAT 釣りざお猫じゃらしレインボーリボン
伸縮自在で長さ調整ができタイプの猫じゃらしです。 三本繋ぎで全長34cm、伸ばすと91cmなので飼い主様も座ったまま遊べ、しなりもあるので狩猟本能を刺激します。
リボンの部分は28cmで6本束ねられていますが、こちらのリボンの部分は別売りで違うタイプに交換可能なのでそれぞれの子にあった好みの物に変えてあげるのも良いです。
じゃれ猫LEDニャンだろ~光線
ペンライトタイプのおもちゃで、ねずみのシルエットが浮かびます。LEDのため電池も長持ち。床や壁などに当てて動かして遊ばせてあげます。ペンライトですが部屋が明るくてもくっきりと浮かび上がるので部屋を暗くする必要がないので手軽に遊んであげられます。
多機能3way電動じゃらし(羽のおもちゃ、ボール)一人遊びじゃれ猫釣り竿
スイッチを入れると猫じゃらしが時計回りや反時計回り、停止と3種類の動きで猫の好奇心を刺激します。
そして、この猫じゃらしの部分は取り外しが出来るので一緒に遊ぶ事も出来ます。円盤に入ったボールは鈴が入っているので転がす度に音がなるので飽きさせません。
裏面には滑り止めがついているのでじゃれても安定するため安心して遊ばせることが出来ます。
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