猫のための手作りご飯!あげて良い食材とダメな食材

猫のための手作りご飯!あげて良い食材とダメな食材

猫に手作りご飯は有り?

猫の体は口から食べるものでできている。それはどんな動物でも同じです。
健康でいるためには、猫だって食事には気をつけたいところ。市販のフードをあまり食べてくれない、アレルギー体質があるなど飼い猫側の事情であったり、また、市販フードの添加物が気になる、子ども同様に愛情をかけてあげたいなど飼い主側の熱い思いがあったりして始まる手作りご飯。
手作りしようと思うのだけれど、何をあげていいの?何はあげてはいけないの?
かつて昭和の時代には「にゃんこ飯」というのがありましたが、その多くはご飯に鰹節を混ぜたり、煮魚の残飯を混ぜたりしたもので、猫の健康は度外視されたものでした。せっかく手作りするのだから、健康に気を付けて作りたいです。

これは大丈夫!選んでいい食材とは?

日本はもともと魚中心の食文化なので、猫にも魚をあげることが多いですが、あげるのならヒラメやタイなどの白身やマグロなどの赤身がいいようです。また、サバやイワシなどの青魚は少量なら大丈夫。もちろん肉も大丈夫ですが、基本的には猫は自分の体より大きい動物の肉は好まない傾向にあります。与えるなら鶏肉。脂分の少ない胸肉(皮は除く)やササミを好んでよく食べるところをみると、高たんぱくの低脂肪がいいのでしょう。
猫草を食べたがるので、野菜も必要?そんな疑問もわきますが、あくまでも猫は肉食動物。野菜からの栄養は必要ありませんが、最近では食物繊維が猫の健康にも役立つことが分かってきたので、与えるならアブラナ科の野菜で手軽に手に入るキャベツや白菜、ブロッコリーがおすすめです。サツマイモやカボチャも大丈夫ですが、元来、猫は食物繊維を分解するようにはできていませんので少しで十分です。

これはやめて!あげてはいけない食材とは?

猫が魚をくわえる姿は漁港ではよく見かける風景ですが、魚なら何でもいいのかというとそうでもありません。青魚は不飽和脂肪酸が多く含まれ、少量ならとても良いようですが、近年、慢性的に取り続けると病気につながることが分かってきました。また、イカやタコの軟体類やカニなどの甲殻類、貝類は消化不良を起こしてしまいます。生卵の白身や牛乳も同様です。
野菜では、玉ねぎやネギなどのネギ類は猫にとっては有害。ほうれん草もシュウ酸が多いのでやめておいたほうがいいでしょう。アボガドやブドウなども有害。みかんを剥いた手で猫を触ろうとすると逃げるので、柑橘類は苦手。猫には甘みを感じる味蕾もないので、果物をあえて与えることもないでしょう。
また、香辛料や塩分も必要ありません。少量の塩分でも猫の腎臓には負担になり、病気につながります。鰹節や煮干しも、一般に売られているものは猫にとっては塩分が高いので要注意です。

喜んで食べてもらえる手作りご飯を目標にして。

安心、安全な手作りフードを作りたいと思っていても、手作りご飯が病気につながるようなことがあってはナンセンス。猫の口の中を見てもわかるように、肉食動物特有の牙はあっても、奥歯はなく咀嚼はできません。なので、魚を与えるなら骨に気を付けるようにしましょう。また、生魚の場合はアニサキスの問題があるので、内臓は与えずできるだけ鮮度の良いものにします。と言ってみても、猫も賢い動物。よくしたもので自分の口に合わなかったり、鮮度の悪そうなものなら口にもしません。そこが猫たる所以。案外、猫の方から「これがいいにゃん!」と教えてくれることもあるかもしれません。
ただ、子猫は好奇心からなんでも食べてしまう傾向にあるので、間違って食べてはいけない食材が入ってはいないか慎重になってください。
注意しなければならないことはたくさんありますが、手作りご飯は食事から十分な水分が取れたり、素材を選んで作れるので安心感があります。何よりもスピードが求められるこの時代に、手をかけて作るのですから愛情にあふれています。
日常生活同様、作ることに慣れてくればそれほど大変ではなくなる日がくるかもしれませんね。
頑張れ!手作り派!

猫のための手作りご飯!あげて良い食材とダメな食材