高齢猫にはどんな食事を与えればいいの?

高齢猫にはどんな食事を与えればいいの?

高齢猫と食事について

猫と長く暮らしていると、何年一緒にいるのか忘れてしまうことがあります。毎年お誕生日のお祝いをすればいいのだけれど、なかなかそうもいかなくて・・・。
人間同様、年を取るのは猫だって同じ。ただ、そのスピードは人間より早いので、うっかりしているとあっという間にお爺ちゃんお婆ちゃん猫に!
キャットフードの「7歳から」という表記をみて、そう言えばうちの子(猫)っていくつになったんだっけ?なんて、そんなのんびりした飼い主さん必見です。

そもそも高齢猫っていくつからなの?

猫は1年経つと「成猫」といって大人の扱いを受けます。成猫=成人として人間に換算してみると20歳だとか、また15歳とか17歳とか言われています。要は大人の体になったということですね。
キャットフードの多くが「7歳から」という表記があることからわかるように、7歳がシニアとしての節目の年齢になっています。でも、この年齢は人間に換算すると40代半ば。それでも、「高齢猫」と呼ばれます。もちろん個体差はありますが、このころから少しずつ代謝が落ちてくるというデータもあります。
昔よりも食事を含めた生活環境がよくなっているので、猫も人間同様に寿命が延びて、最近では後期高齢者ならぬ超高齢猫も珍しくなくなりました。

高齢になったらフードを変える?

猫も高齢になると、運動する時間も減って眠る時間が増え、次第に代謝も落ちてきます。それに伴い、自然と食事量も減ってきます。
それでも、7歳~10歳くらいまでなら、人でいう中年。まだまだ食べる量は変わらないので、今まで通りの食事を同じだけ食べていたら、おそらくメタボ気味になるかもしれません。だから、7歳からのドライフードがあるのです。成猫用と比べてカロリーを少し抑えていたり、消化機能の低下を補ったり、また、栄養面で強化されていたりします。
メーカーによっては11歳から対象になっていたり、また超高齢猫(15歳以上)対象というフードもあるので、メーカーの年齢対象が自分の猫に合ったものを選ぶようにしましょう。また、フードや水を入れる入れ物はそれぞれの猫の大きさにあわせて、食べやすい高さになるように調整してあげてください。

歯の状態に合わせたフードを!

高齢と呼ばれる年齢になったら、時々口の中を見てあげてください。歯の状態がよくないことがあります。歯肉炎や歯周病、その先の歯槽膿漏になれば、歯が折れたり抜けたりするのは人間と同じです。
猫はフードのほとんどを飲み込むように食べますが、やはり歯がないと食べにくそうですし、また、痛みがあると食べられません。そういう時は、動物病院で診てもらってください。また、ウエットなフードばかり与えると、歯石がたまりやすいと言われているので要注意です。
猫の歯の治療といっても抜歯するか歯石を取るだけですが、全身麻酔で行います。だから、できるだけ歯の治療をしなくても済むように、普段から気を付けてあげたいです。でも、歯がなくなったとしても、心配はいりません。ペースト状や歯茎でつぶせるようなやわらかいフードも売られています。またドライフードをぬるま湯でふやかして柔らかくしてから与えるという方法もあります。それぞれの猫の状態にあったフードを選んだり、つぶして形状を変えたりしながら工夫してあげてください。

猫の高齢化にむけて

人間同様、猫も高齢化が進み15歳は当たり前、中には20歳になる猫も珍しくなくなりました。人間でいえば猫の15歳は70歳半ば、20歳なら100歳に近いわけです。
長く生きるようになれば、猫だって老化に伴った症状として白内障や認知症という高齢化の症状が現れます。足腰も弱って痩せ、所かまわず漏らしたりすることもあります。
もちろん全てにおいて個体差がありますが、猫の介護生活が始まることがあるかも知れないということを心のどこかに置いておいてた方がよさそうです。
いくつになっても可愛い存在なので、つい年を取るのを忘れてしまうのですが、いつまでも健康で生きられるわけではありません。
できるだけ長く元気でそばにいてもらいたいと思うのが飼い主なんですけどね。

高齢猫にはどんな食事を与えればいいの?